似合うピンクリップは、肌色だけで決めない。元の唇の色で、発色の見え方は変わる
同じリップでも仕上がりが違う理由
SNSで見て買ったピンクリップが、自分の唇にのせたら思っていた色にならない。パーソナルカラーどおりに選んだのに、なぜかしっくりこない。その理由のひとつが、リップの色は「元の唇の色」と重なって見える、ということです。
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執筆
美容理論ちゃん編集部編集
美容の「なんとなく」を、理由と実践方法に変えて届けます。

この記事で分かること
- 同じ口紅でも、元の唇の色が違うと仕上がりのニュアンスが変わることがある
- 透け感のあるリップほど、元の唇の色の影響を受けやすい
- 腕や手の甲で見た色と、唇にのせた色は同じにならないことがある
- 唇だけを近くで見ず、鏡を離して顔全体で確認する
QUICK ANSWER
先に結論
リップの色は、元の唇の色の上に重なって見えます。そのため、もともとの唇の色が違うと、同じ色の口紅でも仕上がりのニュアンスが変わることがあります。肌色やパーソナルカラーだけで決めず、自分の唇の色と、リップの透け感・発色の強さを合わせて確認し、最後は顔全体で見え方を判断するのが現実的です。
目次
01
同じリップでも、発色が変わる理由
リップは、真っ白なキャンバスに色をのせるわけではありません。もともと色のついた唇の上に重なるので、その下地の色と混ざって見えます。花王メイクアップ研究所は、日本人女性の唇の色がいくつかのグループに分けられること、そしてもともとの唇の色の違いによって、同じ色の口紅をつけても仕上がりのニュアンスが異なることがあると報告しています。
この影響を強く受けるのが、透け感のあるリップです。シアータイプや透明感のあるグロスは、元の唇の色が透けやすいぶん、見本の色そのままには見えにくくなることがあります。逆に発色の強いタイプは元の色をカバーしやすい傾向がありますが、仕上がりは商品によって異なります。
02
まず、自分の唇の色を見てみる
選ぶ前に、何もつけていない状態の唇を、自然光に近い場所で見てみてください。診断で自分を決めつける必要はありません。「どちらかといえば、どう見えるか」の目安として眺めるだけで十分です。
- 唇の色が比較的薄い、白っぽく見える
- 赤みが強く見える
- 青み・紫みを感じる
- くすみ・茶色みを感じる
- 上唇と下唇で色が違って見える
唇の色には個人差があり、複数の特徴が重なることもあります。また、上唇と下唇で色が違って見えるのは珍しいことではありません。どれか一つに当てはめきれなくても問題ありません。
03
唇の色が薄い場合
唇の色が白っぽく見える場合、口紅を塗ったときの色も、見本より淡く見えることがあります。求める血色感にならないときは、仕上げたい色よりやや鮮やかなピンクも比較してみてください。唇だけで決めず、顔全体で見たときの明るさやなじみを確認します。
04
赤みが強い場合
唇の赤みが強いと、口紅を塗ったときに、見たままの色より赤みが強く感じられることがあります。透け感のあるピンクは、元の赤みと重なって、より赤寄りに見える場合もあります。ローズ系に仕上げたいのに赤く見えすぎるときは、仕上げたい色よりやや青みのある候補も並べて比較してみてください。
ただし、元の唇の色を完全に消すことを前提にする必要はありません。カバー力のあるタイプを選ぶ場合も、厚く塗り重ねないほうが自然に仕上がります。
05
青み・紫みを感じる場合
淡い青みピンクを選ぶと、元の青みと重なって、思ったより青みが強く見えることがあります。コーラルなど黄みを含むピンクを試すと見え方が変わる場合がありますが、黄みの色が必ず似合うと決まっているわけではありません。唇だけで判断せず、顔全体の明るさやなじみを見て決めてください。
06
くすみ・茶色みを感じる場合
透け感の強い淡色は、元の色と重なって、見本どおりには見えにくいことがあります。少し深さのあるピンクや、適度に発色するタイプも比較してみてください。逆に、明るく白っぽい色を選ぶ場合は、唇だけが浮いて見えていないかを確認します。リップ専用のコンシーラーで唇の色を抑える方法もありますが、必須の手順ではありません。
07
透け感と発色の強さで選ぶ
色そのものと同じくらい、質感の選択が仕上がりを左右します。元の唇の色を生かしたいのか、ある程度カバーしたいのか。ここを先に決めると、迷いが減ります。
- 透け感が強い(シアータイプ・透明感のあるグロス):元の唇の色が透けやすく、重なった色として見えやすい。元の唇の色を生かしたいときの選択肢になる
- 発色が強い(高発色・カバー力のあるタイプ):元の唇の色をカバーしやすい傾向がある。ただし仕上がりは商品ごとに異なる
- 重ね方で調整する:まず薄く塗って見え方を確認し、必要なぶんだけ重ねる
08
実際に試すときの手順
- 1何もつけていない状態の唇の色を、自然光に近い場所で見る
- 2元の唇を生かしたいか、ある程度カバーしたいかを決める
- 3候補のリップの透け感と発色の強さを確認する
- 4可能なら、実際に唇へつけて発色を見る
- 5唇だけを近くで見ず、鏡を少し離して顔全体で確認する
- 6肌がくすんで見えないか、唇だけ浮いていないか、血色感が足りているかを見る
- 7室内照明だけでなく、自然光に近い場所でも確認する
09
店頭で直接試せないとき
- 商品の公式スウォッチを確認する
- 自分の唇の色に近いモデルの着用画像を参考にする
- 透け感・発色・ツヤ・マットなど、仕上がりの説明を読む
- 腕や手の甲のスウォッチだけで発色を決めつけない。唇にのせた色とは異なることがある
- 店頭テスターを直接唇へ当てず、店舗スタッフの案内に従って、未使用の使い捨てアプリケーターを使用する
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この記事の参考情報
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